若い時に観ていたら随分感じるところは違っていたような気がする。カッコいい映画の部類に入っていたんだろうな。自分が何をしたいのか、何になりたいのかもわからない九條や青木の日常はいまのオイラには退屈だ。ただ松田龍平が演じる九條は、どこか諦観しているところがピッタリだった。薄気味悪いって感じが。青木がひとりで始めたベランダ・ゲームを見て屋上に向かって走った九條は、そこだけやけに普通の人のようで印象的だった。
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- 感想投稿日 : 2023年4月30日
- 読了日 : 2023年4月30日
- 本棚登録日 : 2023年4月30日
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