血烙: 刑事・鳴沢了 (中公文庫 と 25-8)

著者 :
  • 中央公論新社 (2007年2月1日発売)
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本棚登録 : 903
感想 : 60
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舞台はアメリカへ。てっきり了がアメリカの警察に転職したのかと思った…。
今回はユウキが誘拐されることに始まるストーリーだったんだけど、もう途中で「だから!ドナー目的だって気付けよ!」というツッコミを入れたくて仕方なくて…。なぜそこに思い至らん!
しかしラストで了は「自分の責任は大きい」ってえらい自己嫌悪に襲われてるけど、そんなに君に責任はないだろう?ユウキをドナー登録のCMに出したことをそんなに責めなくても…。そこが理解不能。どうにも幸せになりきれない人やね~。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年8月15日
読了日 : 2010年9月21日
本棚登録日 : 2019年8月15日

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