にょっ記

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年3月13日発売)
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感想 : 157
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穂村さんが、雑踏の中を普通に歩いていて、突然、人の頭よりも高く跳び上がって飛び上がって、ひねったり回転を加えたりして、着地して、また何事も無かったように歩いて行くような感じ。

すれ違いながら見ている私は、びっくりして、振り向いて二度見してしまうような感じ。フジモトさんの挿絵がだんだん穂村さんに似て見えてくるし(見たことないけど)、長嶋さんの「偽ょっ記」がだんだん「にょっ記」に似てくるという不思議。

もし私がほんとにこの人と同じ世界を生きているんだとしたら、私もダルマストーブを抱くような経験をしてそういう感じ方をしてみたい。

『にょにょっ記』の文庫版は3日後に出るそうだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年12月25日
読了日 : 2011年12月25日
本棚登録日 : 2011年12月25日

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