もったりの極みかも…という巻。これだけの話で一巻は長いよなぁ…と思います。
アナンシアの葛藤やルダート王子・デムナ夫人の事件、後者の二人は今後の作品への伏線にもなるような終わりです。
この政治的な王族達のやりとりは見ててむずがすさがり、"龍と魔法使い"の時のような爽快さはあまり感じられません。
もちろん、それは物語を書く際のテーマが違えばかわることでは思いますが…つきつめれば守龍を得る旅なわけで…過去の悲劇もありますけどもうちょっと明るめというか、泥沼から抜け出してほしいなぁと思いましたね。
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文庫
- 感想投稿日 : 2005年11月21日
- 本棚登録日 : 2005年11月21日
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