天智天皇と天武天皇の間で揺れるメロドラマみたいな話かと思ったら、神事として歌を詠む采女としての額田の物語。
もちろん愛もあったけれど、危難の世、為政者の心情、その中で情愛に流されず理性で生きんとしていた額田の強いような脆さがおもしろかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2014年4月2日
- 読了日 : 2014年4月2日
- 本棚登録日 : 2014年4月2日
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