死刑絶対肯定論: 無期懲役囚の主張 (新潮新書 373)

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  • 新潮社 (2010年7月16日発売)
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筆者の主張は以下の通り。 長期で服役している囚人たちは全然反省していない 死刑廃止を唱える人の中には被害者側の視点が欠けている 将来の更正を見込んで形を減軽したり情状酌量をつける場合があるが、更正するかどうかは未知数のものでありそれを見込んで量刑を決めるのは間違っていると主張している。犯した犯罪罪の重さに対して刑罰の重さを決めるべきだ。執行猶予付きの死刑の導入を提言していた。つまり服役中に本当に反省が見られるのであれば死刑は回避し更正をする気がないのであれば死刑に処すると言う考え方である。

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感想投稿日 : 2023年2月28日
読了日 : 2021年9月24日
本棚登録日 : 2023年2月28日

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