ウメサオタダオと出あう  文明学者・梅棹忠夫入門

著者 :
  • 小学館 (2011年12月12日発売)
3.07
  • (0)
  • (2)
  • (12)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 59
感想 : 6
3

国立民族学博物館、梅棹忠夫展の来場者に書いてもらった発見カードを紹介した本。行きたかったー!

知的巨人、知のデパートと称せられた梅棹忠夫。
情報収集、発信のツールとしてのPCや、ソーシャルメディアが普及するずっと前に、同じことをアナログで行っていた人。生きている辞書のような人。

知的生産の技術に触発されて、カードやノートでの記録をやろうとして挫折・・は思い当たる人がいるのではないだろか・・(私も)

勇気をもらうとは、自分を発見する、自分を振り返る、共感するということということにとても共感した。自分の中にあるもの(経験、思い出)と、自分の気づきに目を向けることが、勇気、エンパワメントということで、学習の基本であるなと思った。

知的生産の技術、情報の文明学を20代半ばくらいのころに読んで、とっても刺激を受けたのを覚えている。もう一度よもー。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 考え方・思想・哲学
感想投稿日 : 2013年9月23日
読了日 : 2013年9月23日
本棚登録日 : 2013年9月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする