本屋になりたい: この島の本を売る (ちくまプリマー新書 235)

著者 :
  • 筑摩書房 (2015年6月8日発売)
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本棚登録 : 753
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読んだ後、自分の街の本屋さんに行き、本を買いに行こうと、思った。

元じゅんく堂書店員が沖縄で狭小の古本屋を開いた。沖縄の本を専門に扱う古本屋。

なぜ沖縄で、沖縄の本専門の古本屋なのか。
沖縄の歴史的な背景からも独自の出発文化がつくられてきた。地域にあるもの、地域に生きる人が多様であるならば、本、本と人が会う場も多様。
沖縄の本を沖縄の人、沖縄に来る人に届けていきたいと開いた古本屋さん。
図書館、新刊書店も本のある世界をつくる機能として大切だと考えてるところが素敵でした。
全国一律の超大型書店の対極にある世界で、本と人が出会う場をつくっている。
応援したい!

自分が本屋、図書館、古本屋になりたい、そこでプロになりたいのではなく、それらの本と人が出会う機能、
担う人を応援してたい、中間支援の立場をとっていたいのだなぁと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年6月17日
読了日 : 2015年6月17日
本棚登録日 : 2015年6月17日

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