確か自分が29歳になる少し前に読んだ作品。
実母の結婚が早かったせいか、20代後半になってもふらふらしてる(つもりは無かったんですが(苦笑))私に、毎日のように「結婚は?」と云うのが日課と云う日々を実家でおくっていたので、身につまされました(笑)
29歳になると、何故か自分ではなく周りが焦ってくれた気がします。
夫に聞いた話によれば、義母も「あかりさん29歳でしょ、どうするの?」と私たちの間で結婚の「け」の字も出てないときに夫に言ってたらしい(笑)
ま、それが意識するきっかけになったかは知りませんが、今では笑い話です。
しかし!本人にしてみおれば死活問題。
まぬけ面で聞いてくる親父を張り倒したいと思ったことは何度もあります。
そして影で泣いたことも・・・。
そんなゆれるお年頃を寄り添うように描いてくれる作品です。
最後は暖かい気持ちになります。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
唯川恵
- 感想投稿日 : 2013年10月11日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年10月11日
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