死に至る病 (まんがで読破)

  • イースト・プレス (2009年1月30日発売)
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感想 : 52
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自分を理解できるのは自分自身しかいないはずだ…

世界は必然的ではなく、偶然的なものだ…
現在の自分たちが相手にしなければならないものは、どうしようもなく不条理で理不尽なもの、まったく、先の読めない「不安」という名の現実そのもの。

時間は前向きに進むが、自分の人生は後ろ向きにしか理解できない。

我々は今をどう生きるかが大事。
その生き方の一つ目は、「感性的な生き方」
この生き方は常に外からの刺激が必要で、それに流されるがままになり、主体性が薄れ、自分をコントロールできなくなる。その結果、自分の責任を放り出す。

二つ目の生き方は、「倫理的な生き方」
感性的な絶望から抜け出すことを目指し、世界と関わっている自分のあらゆる可能性の中から自分が正しいと思う自分を選ぶ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2023年8月14日
読了日 : 2023年8月14日
本棚登録日 : 2023年8月7日

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