プロフェッショナルサラリーマン ― 「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術

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  • プレジデント社 (2011年11月15日発売)
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最初はちょっと馬鹿にして読んでいたが、心に響くフレーズがいくつかあった。一番心に残ったのは、自分で自分が居心地の悪い状況を作り出すことの重要性。自分が心地よい環境では、回りに揉まれて引き上げられて成長することはできない。自分よりレベルの高い人間との付き合いを積極的に増やし、人から学んでいくということはやはり非常に大事だと思った。
社内の必要最低限の人たちと接するだけではなく、社外に飛び出て、出会う人間から色々と学んでみようと思えた。失敗や力不足から来る恥ずかしさ・怒りというのは、成長のエネルギーに変わる。これは、自分の力不足を実感する環境にいないと得られない力だと思う。
また、仕事の4つの括り(思・志・始・資)、最後の師匠の教え、は良い勉強になる。20代で無くても、初心を取り戻すには良い本だと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年3月22日
読了日 : 2012年3月22日
本棚登録日 : 2012年3月22日

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