大人のための童話だけあって、難しいことをさらりとわかりやすく描かれていた。
自分の容姿に自信のないハリネズミが動物たちを招こうと手紙を書くが、あれこれ妄想をして出さずに引き出しへしまう。
自信のなさは自分に通ずる部分もありおやっと思ったが、ネガティブキャンペーンの応酬に疲弊しつつ読み進めていくとその妄想ちょっとたのしいかも?、と思うようになっていった。
最後の最後に素敵な出来事が、ハリネズミに起こり、こちらまでもがほっとし、心安らぐ一冊だった。
なかでもカタツムリとカメの名コンビぶりが一番気に入った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外文学
- 感想投稿日 : 2016年11月19日
- 読了日 : 2016年11月19日
- 本棚登録日 : 2016年11月19日
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