雑念を追払い、落ち着いた気持ちで読みたい、めいいっぱい自分でアラスカの自然の映像を浮かべて想像の世界に浸りたい、そんな気持ちにさせてくれる写真家、星野道夫さんのエッセイ
星野さんが、アラスカに興味を持ったきっかけは、たまたま神田の古本屋で目にしたアラスカの集落の写真でした
そこに写っている人達にどうしても会いたくて、「あなたの村の写真を本で見ました。たずねてみたいと思っています。何でもしますので、
誰か僕を世話してくれる人はいないでしょうか」と手紙を出します
半年後に返事が来て、村に住むある家族の家に働きながらお世話してもらうことになったのが、19才の夏
なかなかの度胸だと思いませんか?
人間の世界とは関わりない、それ自身の存在のための自然
アラスカの持つその意味のない広がりに、ずっと惹かれてきた星野さん
アラスカの美しくもあり厳しい自然、動物達の生き様を、豊かな表現力で語ってくれています
星野道夫さんは残念ながら、1996年に43歳の若さでヒグマに襲われて急逝されたそうです
オーロラ、氷河、満天の星空、カリブー、ザトウクジラ、クマ。。。
星野さんの写真、一度見てみたいです
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月30日
- 読了日 : 2023年9月30日
- 本棚登録日 : 2023年6月17日
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コメント 2件
shokomamaさんのコメント
2024/04/28
ハッピーアワーをキメたK村さんのコメント
2024/04/28