痛快!という単語がこれほど似合う作品も珍しいかもしれません。とにかくスピード感が凄まじい。劇中で様々な商品を列挙するシーンが多く、時々思わせぶりなアイテムが登場するので「伏線かな?」と思っていたら全然関係なかったりして、なんというか、良い意味で単純な構成が話の快走を引き立てます。適応能力ピカイチな頼れる主人公は勿論のこと、味方も敵もどこか愛嬌があって、とんでもない話を展開しているにも関わらず一緒に悪乗りして読み進めていけるような話でした。ほぼ全編通して単なる重要アイテム扱いのホトケさんが少々気の毒ではありましたが。
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- 感想投稿日 : 2012年11月13日
- 読了日 : 2012年11月13日
- 本棚登録日 : 2012年11月13日
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