能力は抜群。でも、人間関係は不器用。今の時代なら発達障害と言われるんだろうな。自分のミッション達成が第1の目標。そのためには、周囲の人間など気にしない。気にすることができない。その姿が「傲慢」とされ、周囲の人間との軋轢が繰り返される。
彼のミッション達成への妄執はピュアであるがために、痛々しくもある反面、神々しくもある。最終的には、彼も周囲もそれぞれを理解、リスペクトして、ついにエニグマの解読に成功する…ここまでは感動的。
この映画は、その続きがある。1つの大きな仕事を成し遂げたその後。
彼が、なぜあそこまで自ら作ったマシンに拘ったのか。
それまで、何となく浮世離れした感じだった彼の内面が、実に人間味あふれるものだったと理解できる。
そして、最後の終わり方は、すごく悲しい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画など
- 感想投稿日 : 2019年1月22日
- 読了日 : 2019年1月18日
- 本棚登録日 : 2019年1月18日
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コメント 1件
megmilk999さんのコメント
2019/06/01