大学の話をしましょうか: 最高学府のデバイスとポテンシャル (中公新書ラクレ 195)

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  • 中央公論新社 (2005年10月1日発売)
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感想 : 89

新書第10段。 ラクレらしい内容といったところ。問答形式なので、森先生がうまく合わせて答えられている。 大学、研究、学ぶこと。先生の視点からよく言われる常識を疑っていく。気づくことは多い。しかし、結局は、自身が大学時代を思い出し、懐古したいだけなのかもしれない。それでも、ホワイトボードの前で、助教授の先生と数人の学生で時を忘れて議論し、気づけば夜が明けていたような経験は、今となっては得難い。 「組織も人も歴史に残るのは実は『名前』だけである、と僕は考えています。どうか名前を大切にしてください。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年7月8日
読了日 : 2013年7月8日
本棚登録日 : 2013年7月8日

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