我々は「知らない」という事実を隠されてしまうと自分が「知らない」ことを「知らない」状態に留められてしまう。
権力に都合の良い言語が新たに作り出され、概念が大幅に制限される事で思考を構造的にコントロールされるという部分や、ゴールドスタインの著書(とされて主人公が手に入れる本)で描かれる社会の仕組みはゾッとするものを感じるとともに、我々と無関係とは思えない内容となっている。
我々は飼い慣らされていないだろうか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年4月18日
- 読了日 : 2022年4月17日
- 本棚登録日 : 2022年3月3日
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