とうさんかあさん

  • 石風社 (2005年12月19日発売)
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本棚登録 : 68
感想 : 6
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「おとうさんがおとうさんになった日」「おかあさんがおかあさんになった日」を描かれたながのひでこさんの本です。

今度は片方ではなく両方がいっぺんに描かれるので、どういうおはなしかな、と思ったら…縦ページの中央に横線がひかれ、上部はパパ、下部にはママが描かれた本となっていました。そして右側には子どもからの質問。パパとママの小学校のクラスの話は面白かったのですが、正直3歳の息子にはやや分かりが悪かったよう。

ダブルストーリーのように毎回上下に答えが分かれてしまうと、その2つの答えを理解して違いを比較して、とページごとには楽しめても、本(質問)全体としてのストーリーというか、一貫性をおびた話としては捉えがたかったです。結果的に一番おもしろい?と思われる、「1年生から6年生まで先生がずっと一緒」というところでは、数回説明しないと、「先生が同じ」と気づかず…きっとそのページを理解しようとしてると、きっと前のページのことなんか忘れちゃうんでしょうね(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 子どもの読書履歴(読み聞かせ)
感想投稿日 : 2011年10月30日
読了日 : 2011年10月27日
本棚登録日 : 2011年10月30日

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