離散数学「数え上げ理論」―「おみやげの配り方」から「Nクイーン問題」まで (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2008年11月21日発売)
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感想 : 17
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上手なソフトウェアテスト設計をするたえに、数え上げる技術を養っておくことはとても大切と思っています。

それは、テスト空間の大きさを知るためだったり、条件の見落としを防ぐためです。

本書では、第1部で、具体的な例をあげながら、並べ方、選び方、道順、分割、増えてゆくものの数え方の考え方を説明しています。ここでは、どういう絵にして整理すると問題の構造が見えてくるかが参考になりました。

そして、第2部では、数え上げ理論として包助原理、差分方程式、母関数の理論について学ぶことができます。

ブルーバックスですし、難しいことは何もなく、、、と書きたいところなんですが、母関数の所はちょっとね難しかったです(^_^;)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 数学
感想投稿日 : 2013年6月13日
読了日 : 2013年6月13日
本棚登録日 : 2013年6月13日

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