アナベル・ド-ルの冒険

  • 偕成社 (2003年9月1日発売)
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感想 : 15
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アナベル・ドールは8歳の女の子。百年前にウェザビー通り26番地に到着してから、家族も、人形の家(ドールハウス)も、少しくたびれはしましたが、ほとんど変わっていません。45年前にサラおばさんがいなくなったこと以外は。

 もちろん、ドールハウスの外の世界では、何もかもが変わりました。持ち主の少女は成長して母になり、そのお母さんから生まれた女の子もまた大きくなってお母さんになりました。

 ところが今日、サラおばさん失踪以来の重大事件が起きました。サラおばさんの持ち物をアナベルが発見したのです。それは、おばさんの日記でした。

 日記に書かれていることを頼りにアナベルはおばさんを探そうとしますが、家族の反対にあいます。
 時には持ち主の妹や飼い猫に邪魔されながらも、人間に見つからないよう行動する彼女に、ある日協力者が現れ……。

 表紙・見返し・裏表紙にも工夫が満載で、物語を盛り上げてくれます。

 続編「アナベル・ドールと世界一いじのわるいお人形」、「アナベル・ドールとちっちゃなティリー」もあります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 児童書
感想投稿日 : 2016年3月18日
読了日 : 2014年8月22日
本棚登録日 : 2014年8月22日

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