万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫 ま 26-311)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年4月24日発売)
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感想 : 428件
一気読みしてしまった。
素直に面白かった。
前の巻とは違い、時系列順に物語が進んでいくので、それもまたよし。
1巻と2巻でひとつの物語なわけですが、1巻が丁寧なフリになっていて、偽札事件と力士シールの犯人がわかります。
最後、若干、駆け足感があり、犯人の動機がいまひとつな気がしないでもないですが、ちゃんと回収して物語が終わったのはよかったです。
実演販売の会社が実は警察だったり、偽札の犯人と思われた人物が全くのシロだったりが前半~中盤でフラれて、謝花兄弟はやっぱり犯人じゃないのか? と思ったら、やっぱり片棒担いでいたり~と、状況が二転三転して読み手を飽きさせない工夫。
そして、偽札事件の現実的にできそうで出来ないところなど、非常に心憎かったです。
ネタバレありにしているわりに、やっぱりちゃんと読んで「おお」となって欲しいという願望があったり。
あれだね、花の子ルンルン的な終わり方だったね。
幸せの青い花はスタート地点にありましたみたいな。
次の巻も早く読みたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
万能鑑定士Q
- 感想投稿日 : 2017年3月9日
- 読了日 : 2017年3月9日
- 本棚登録日 : 2017年3月9日
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