いろいろな人との関わり合い、できごとの中で、少しずつ心が動かされていく様を、本当に丁寧に描いているのだけれど、物語の人の名前を覚えるのが得意でない自分にとっては、登場人物が多いだけで、少しずつ薄まっていきイマイチ没入できていない。人物は(絵的に)十分描き分けられているようには思うので、これは純粋に受け取り側の自分の問題かな。
ただどうやら、この先の巻のあらすじを読むと、人間関係が変わっていく様子。その前提で読むと、いろいろ見えてくるものがありそう。ストーリーを追う物語ではなく、話の流れを知った上で読み込んでいく(あるいは再読前提)のが正しい読み方なのかも。雑誌連載/コミックレンタルで読むより、まとめ読み向きかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
TSUTAYA DISCASコミックレンタル
- 感想投稿日 : 2014年1月4日
- 読了日 : 2014年1月4日
- 本棚登録日 : 2014年1月2日
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