懐かしい未来、とはよく言った副題です。
現在の不況の原因になった経済の仕組みを、新自由主義とかグローバル経済とかカジノ経済とか言われてますが、いままで成り立っていたものが大変不幸な考え方に基づいていたのなら、この本は指針のひとつにはなると思います。
食糧自給率が低いのに肥満が多く、自殺者が多く、自分の未来に希望の持てない人口の多いこの国で、GDPが仮に世界で何番目だったとしても、僕は経済ですらない、何か暴走機関車のようなものに乗ってるだけではないのだろうか、と考えさせられました。
幸福とは何か、を考えさせられます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
社会
- 感想投稿日 : 2009年6月4日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2009年6月4日
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