この人の監督した映画がすきで、観ていました。図書館で見つけたとき内容は正直期待していなかったのですが、引きこまれ一気に読んでしまいました。フィクションかとおもいきやノンフィクションで実際に体験したことや著者の知り合いや友人の話が主である。どこか現実離れしていて、同じ時間を生きているのに別の扉を開いたその世界の住人であるかのような話なのだ。著者がそういった人や世界を呼びよせるのか、わたしには関り合いにはならないだろう類が満ちている。
小説家や文筆家だったらこれらの体験を緻密に掘り下げて文字を通して描写するだろう。ただ著者は映画監督なのでそこまではしない・・・というかできかねるのだろう。できないのかもしれない。だから映画を撮るんだろうし。何冊か本を出しているので読んでみたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2012年7月4日
- 読了日 : 2012年7月3日
- 本棚登録日 : 2012年7月4日
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