白痴 3 (河出文庫)

  • 河出書房新社 (2010年9月3日発売)
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本棚登録 : 168
感想 : 16

読み終わって鹿島田作品の「ゼロの王国」とは違うなと感じた。終末に向かい終わりを予告させ進んでいくような作品でしたが、終わりが終わっても終わらない生活というか、日々や、時間が眼の前に広がってる。迂回しながら何かに近づいては遠ざかり、遠ざかっては近づいたりの繰り返しをしているような感じがした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2012年10月12日
読了日 : 2012年10月12日
本棚登録日 : 2012年10月12日

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