経営改革を成功させる為には、正しい「打ち手」となる事業戦略を描き切ること、そして従業員の意識をいかに改革に対して前向きになるよう舵を切れるかどうかが重要だということが、この本を読むと改めてよく分かる。戦略と人、この二つが絶対に欠かせない。
「創り手」と「作り手」と「売り手」の距離が遠くなり、お互いバラバラな方向を向く現象は、日本のどの会社でも起こりうることなのだろう。私が勤めているメーカーでも、全く同じ事が起きている。商売の基本にたち戻り、このサイクルをきちんと回していくことを経営者は「常に」意識しておく必要があるということを学ぶことができた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2019年12月7日
- 読了日 : 2019年12月6日
- 本棚登録日 : 2019年12月7日
みんなの感想をみる