オーディオブックで聴書
横山秀夫作品は「影踏み」で初めて出会った。やはり、好きだ。
単に私がミステリー慣れしていないからかもしれないが、とにかく終始不安にさせられる人物設定、ストーリーの妙があり、心理描写、世界が実に繊細である。
何が好きかと言えば、やはり主人公を応援したくなるのだ。ミステリーと言えば、事件と解決が主菜と言う印象があるが、著者の作品は、事件によって醸し出された主人公の心を読むことが楽しい。主人公の心の事件と解決に味わいがあるのだ。
そういう手法が普通なのであれば、申し訳ない。
著者の本をまた読みたい、そう感じさせてくれる作品だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本
- 感想投稿日 : 2019年12月27日
- 読了日 : 2019年12月27日
- 本棚登録日 : 2019年12月27日
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