たくさんの人からオススメされていた、十二国記シリーズの一巻。
兎にも角にも救いがない。
彼女は何処へ向かっているのだろう。
戦う術を身につけるためとは言っても、ここまで悲惨な状況に追い込まれた末に彼女が何を得るのか想像がつかない。
下巻を読めば陽子は救われるのだろうか。
得るものがないと辛すぎるし、支払った代償が大きすぎるとさえ感じるから、せめて救いがあってほしい。
辛くて辛くて辛かった。
けれども、不朽の名作と呼ばれたこの作品の点と点が線を結ぶ瞬間をしっかりと読みたい…とも、思うのだ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月26日
- 読了日 : 2020年5月26日
- 本棚登録日 : 2020年5月26日
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