2016.10.28 完読
シリーズ2作目。
人質をとって立て籠もる犯人。SATをスタンバイさせながら、強行突破はせず、説得を続ける警察。犯人が、説得に応じるように見せかけて、自爆した。
その被害は、計り知れないものだった。
家族を失った人たちは、何を思い、未来をどう生きようとするのだろう。
警察は、拳銃を手にしておきながら、SATは、ライフルを手にしておきながら、それを実際に使用することはない。
何故なら、日本において、犯罪者であろうと、人権は尊重されるべきだという思想が根強いからである。
他人を巻き込んだ時点で、クソ野郎に成り下がった
しれっと読み流したけど、山縣により名言化された真田の言葉。
ずっと前を向いて歩くのは難しい。後ろを振り返ってもいいと私は思う。だけど、後ろにとらわれて、それを人のせいにして仕返しをしようとするのは、間違っている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本
- 感想投稿日 : 2016年10月30日
- 読了日 : 2016年10月29日
- 本棚登録日 : 2016年10月29日
みんなの感想をみる