滝壺に落ち奇跡的に助かり薩摩入りを果たした空也は無言の行を貫きながら藩内の不正に巻き込まれます。
眉月と言う姫様とも心が通じ合うところも10代の甘酸っぱさがあり、『居眠り磐音』とはやはり違うな、と感じました。
野太刀流の薬丸新蔵は江戸で名を挙げていてもまだ磐音の元は訪れていないようなので新蔵と磐音が空也で繋がっていたことを互いが知ったらどのような会話をするのかな?と想像してみたりします。
それにしても江戸では空也の死を悼み両親や周囲が悲嘆に暮れているのに当人は修業しつつ恋もしつつ…。
終章の睦月の「兄上ったら、一番ずるいわ。江戸では~」以下の台詞に大きく頷いてしまいます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年10月15日
- 読了日 : 2022年10月15日
- 本棚登録日 : 2022年10月15日
みんなの感想をみる