事件の当事者や背景にいる人物それぞれの語りは、第三者から見たら別の人物のようだった。
人には表の顔と裏の顔がある。親も同僚も友人も知らない顔。
……という事がじわじわと分かった上で下巻へ。
正直佳乃が嫌い。なんて女だ。
学生時代や社会人になっても知り合いにこんな人いたわ。とにかく「男、男、男」。惚れっぽく男の話しかしない。つまらない人だなと思ってた。しかし時にはそれを面白がり、冷ややかに聞いて内心バカにする私も周囲も、ここに出てくる登場人物と何ら変わりない事に気付く。
とにかくどのコミュニティにもありそうな小さな話が、最悪の事態になる事もあり得るって事なのかな。話逸れたかなぁ…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学:作者や行
- 感想投稿日 : 2023年7月29日
- 読了日 : 2023年7月29日
- 本棚登録日 : 2023年7月29日
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コメント 2件
川野隆昭さんのコメント
2023/08/04
なおなおさんのコメント
2023/08/04