十二人の手紙 改版 (中公文庫 い 35-20)

著者 :
  • 中央公論新社 (2009年1月25日発売)
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本棚登録 : 2911
感想 : 297
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ブクログからオススメされた本。
初読みの井上ひさしさん。

前半はダラダラと読んでしまい、途中でやめてしまおうかと思ったが続けた。
12人の人物それぞれの短編となっている。手紙のやりとりから、その生い立ち、人間模様や出来事が見える。
最後の章では、時を経てこの12人全員が偶然同じホテルに宿泊していて、事件が起こる。これまでに登場した人物の現在の様子も描かれている。
このような展開は初めてで、面白かった。こう来るかーと思った。読んでよかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学:作者あ行
感想投稿日 : 2022年1月17日
読了日 : 2021年9月12日
本棚登録日 : 2021年9月12日

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