本やフォントのデザインに関する講義録。一般人の私にも面白い。さすが装丁も上品、棚ざしでうるさくない背表紙がうれしい。ちょっと薀蓄にできそうな話と、フォント作成者のマニアックぶりがオソロシイ話とあり。
カタカナは明朝フォントでも実は楷書体だ、とか
漢字に比べて仮名は小さいほうがぱっと読みやすい、とか
つなげて書かれた仮名の美しさ、とかは
自分の手書きにも活かせそう。
手書きするとき、漢字と仮名で筆(ペン)の勢いと動かし方を変えるとよいかもと思いました。前者はカクッと、後者はさらりと。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
美術
- 感想投稿日 : 2009年12月29日
- 読了日 : 2009年12月29日
- 本棚登録日 : 2009年12月29日
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