文字のデザイン・書体のフシギ (神戸芸術工科大学レクチャーブックス…2)

  • 左右社 (2008年5月19日発売)
3.59
  • (6)
  • (16)
  • (14)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 181
感想 : 18
3

本やフォントのデザインに関する講義録。一般人の私にも面白い。さすが装丁も上品、棚ざしでうるさくない背表紙がうれしい。ちょっと薀蓄にできそうな話と、フォント作成者のマニアックぶりがオソロシイ話とあり。

カタカナは明朝フォントでも実は楷書体だ、とか
漢字に比べて仮名は小さいほうがぱっと読みやすい、とか
つなげて書かれた仮名の美しさ、とかは
自分の手書きにも活かせそう。

手書きするとき、漢字と仮名で筆(ペン)の勢いと動かし方を変えるとよいかもと思いました。前者はカクッと、後者はさらりと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 美術
感想投稿日 : 2009年12月29日
読了日 : 2009年12月29日
本棚登録日 : 2009年12月29日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする