表紙がさかたきよこさんだったので。
タイトルも謎めいていて気になった。
短編集なんだけど、どの物語も不穏だなぁ。
とくに表題の物語がものすごい後味悪くて、不気味で。
でもなんだか悪びれないっていうか…
子供の頃、イギリスとアイルランドの昔話っていう本が大好きだったんだけど、あのなかの昔話に似てる。
ヒドイんだけど、ブラックユーモアなのかな、なんかサクっとカラっとした感じ。
日本の昔話を読んだときのじっとりした怖さじゃなくて。
たぶん文化的な土台が違うから、すこしフィルターを隔てて感じてるのかも。
時間をおいて、また読んでみたくなる、そんなきもちです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
図書館
- 感想投稿日 : 2024年2月21日
- 読了日 : 2023年10月26日
- 本棚登録日 : 2022年10月27日
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