レオン 完全版 アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD]

監督 : リュック・ベッソン 
出演 : ジャン・レノ  ナタリー・ポートマン  ゲイリー・オールドマン  ダニー・アイエロ 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン (2012年3月10日発売)
4.45
  • (807)
  • (338)
  • (180)
  • (9)
  • (3)
本棚登録 : 2373
感想 : 351
5

何度見ても楽しめるリュック・ベッソン監督の傑作です。「レオンはマチルダに戦術の初歩を伝授し、マチルダは家事全般を請け負うかたわら、レオンに読み書きを伝授することになった。奇妙な同居生活を始めた二人は、やがて互いに心の安らぎを見出すようになり、複雑な感情と信頼を抱いていく。」やはり、二人のこの交流があるからこそ、殺伐とした殺人劇も心に響く。13歳のナタリー・ポートマンが既にナタリー・ポートマンでした。

『レオン』(仏題:Léon、米題:The Professional)は、1994年製作のフランス・アメリカ合作映画。リュック・ベッソン監督によるアクション映画。日本公開時のコピーは「凶暴な純愛」。リュック・ベッソンのハリウッド初監督作品。会社側はそれほど重視していない作品であったが、『レオン』は予想を上回る大ヒットと批評家からの高評価でリュック・ベッソンの代表作となり、ジャン・レノとナタリー・ポートマンもこの作品でブレイクした。ベッソンは本作を、初期の作品『ニキータ』で描いたテーマを英語で描いた別バージョンであるとしている。特に主人公レオンのキャラクターは『ニキータ』(1990年)の登場人物「掃除屋」から継承されており、ベッソン自身レオンは掃除屋の血族であると言及している。
ベッソンは2011年にも父親の復讐のために殺し屋となる女性を描いた『コロンビアーナ』を作っている。『レオン』ではレオンに教養が無くマチルダを学校に通わせたがっていたし、『コロンビアーナ』では叔父が殺し屋には教育が必要だと学校に通わせている。

完全版:
監督自らが22分間の未公開シーンを加えたエクステンデッド版。『ディレクターズ・カット版』とも呼ばれている。追加されたシーンにはマチルダの強い主体性やレオンの過去、より実用的なマチルダの暗殺の練習などが描かれており、オリジナルとはレオンとマチルダのキャラクター、二人の関係の印象が少なからず異なっている。正確にはこちらが本来のオリジナル・バージョンであり、監督が本当に公開したかったものであったが、事前の試写会にかけた際、マチルダを実際の現場まで連れて行って暗殺の訓練をするシーンや、大人の男性と幼い少女が愛の言葉を交すシーンが観衆の一部から「刺激的すぎる」「不健全である」との声があったため、やむ無く問題シーンをカットし、劇場では表現を抑えた『不完全版』が公開されることとなった。(Wikipedia)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2020年9月11日
読了日 : 2020年9月11日
本棚登録日 : 2020年9月11日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする