新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ

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  • インプレス (2015年8月7日発売)
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◯推敲の技術
同じ単語を繰り返したり、文節レベルの重複は避ける。二連は黄色信号。三連は赤信号。例 の では て のでを繰り返さない。
・文末のバリエーションを工夫する。
・体言止めを多用しない。
・過去の出来事に過去形と現在形を混ぜる。
・文型レベルのダブりに気をつける。
例 ◯◯言いながら。◯◯笑いながら。
・同じような構造の繰り返しに注意。
例 ◯◯描く ◯◯ ◯◯される 体言止め、名刺、◯◯されるの繰り返し。
、主語と述語の組み合わせに注意。常に自分の書いている文の主語は何か常に意識する。
・係り受け 単文、重文、複文。
・本来の意味からかけはなれた漢字は形式名詞という。形式名詞は漢字ではなく平仮名を使う。例 新しいもの 着いたとき 出るところ など。
・事実確認を厳重に。数字はミスの地雷原。
・修正したら冒頭から読み返す。
◯読者の負担を減らす
・余計な単語を削る。
1接続詞を削る。2重複を削る。3というを削る。4代名詞を削る・・陽気でハイテンション5修飾語を削る。
・余計な事を言っていないか。
・が、で で文章を繋げない。
・翻訳文体にならないようにする。
例 ✖︎私は◯◯することができるでしょう。
◯私は◯◯できるでしょう。
・伝聞表現 ◯◯とのこと、などの伝聞表現はまとまりがなくなるので◯◯だ。など、断言することも必要。
・係り受けの距離を近づける。
例 一気に ◯◯ 上昇した。なぜ ◯◯なったのか。
・就職語句は大きく長い順に
例 ✖︎貴重な保存状態が良い80年前の
◯保存状態が良い貴重な80年前の
・日付、場所、事柄の順にする。
例 2月20日に幕張メッセでpizzaオブデス のライブイベントがある。
・受動と能動に気をつける。
例 ◯ナオトインティライミがリリースする。
✖︎ナオトインティライミがリリースされる。
・◯◯は、◯◯がの使い分け。◯◯がの方が主語を強調できる。
・文頭一語目の直後には読点を置かない方がスマートな印象を与える。
・◯◯可能だ、に頼らない。
・()に頼らない。
ともに文章力の無さを露呈することになるため。
・◯◯こと、に頼らない。極力省いて別の表現にかえる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年4月16日
読了日 : 2017年4月16日
本棚登録日 : 2017年4月16日

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