今までに読んだことのない小説でした。
画家の作品タイトルをネットで検索しながらひとつひとつの絵画を見ては思いを馳せながら読み進めました。
アンリ・ルソーの作品を巡ってルソーを愛するふたりの男女が向き合う作品の謎、ヨーロッパの国境の街バーゼルを舞台にふたりとそして関係する人たちが国を超え、駆け引きが続く。
そして、ルソーが描いたジャングルとモデルの女性ヤドヴィガ、そしてピカソまで。
ふたりが生きる現代の日本、ニューヨークのMoMA、ルソーやピカソが生きた20世紀前後のパリへとストーリーが交差する。
時空を超えた芸術と共に生きる世界に魅せられました。
原田マハさん、他の作品も読んでみたいです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月30日
- 読了日 : 2022年10月30日
- 本棚登録日 : 2022年10月30日
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