凍りのくじら (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2008年11月14日発売)
4.04
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本棚登録 : 26544
感想 : 2295
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高校2年、芦沢理帆子。
家庭環境もあってか、
人生達観してて母親や高校の友人関係や周りの友達、
元彼を覚めた目で見ている。
自分はわりと頭が良く物事の本質を観てるのよ…と思っているが?(ある意味小ばかにのいている)

今まで目を反らせてきた事や
現実に目を向けた時。
ストーカーに成り下がった元カレ・若尾と対峙した時。高校の先輩・別所あきらの秘密を知った時。
父親と母親に愛されてたと知った時。

スコシフシギ?
いやいやカナリフシギ!!な物語で
理帆子の成長の物語。

元カレ・若尾がリアルに描かれて面白かった。
この手の人っているよね?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ホラー・ミステリー・幻想系・ファンタジー小説
感想投稿日 : 2023年9月8日
読了日 : 2023年9月8日
本棚登録日 : 2023年9月8日

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