人間というのはいかに偏見があり、状況に流されて判断しているか。
自分だけは違う、というのがいかに間違っているかがよくわかります。
非常にウィットに富んだ文章で読みやすいです。
この本で伝えたかったのは人間の意志の脆弱さではなく以下の文章に集約されている。
「自分が偏見を持つ存在だと認めることで、潜在的なものを顕在化させ、ひっそりと潜む先入観の力を削ぐのである」(本文引用)
とても面白かったです。おすすめです。
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- 感想投稿日 : 2016年4月1日
- 読了日 : 2016年4月1日
- 本棚登録日 : 2016年4月1日
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