小説が始終笑える内容だったので、コメディー要素を期待して観るも、ラストに驚愕。小説では得ることがなかった恐怖感を、ビシビシと感じた。特にSS“役”の号令には背筋が凍った。
1番の怖さは、劇中のヒトラー本人も繰返し言っているように、強奪した権力ではなく市井の人々に指示されて築いたポジションだということ。欧州各地で文化が衝突して似たような小さな渦巻きが起こっているだけに、この恐怖感をリアリティーとして記憶にとどめたい。
犬を撃ち殺すシーンは、劇中の人たちと同じように不快極まりなかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
movie - human
- 感想投稿日 : 2017年7月11日
- 読了日 : 2017年7月11日
- 本棚登録日 : 2017年7月11日
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