向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2008年7月29日発売)
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本棚登録 : 31736
感想 : 3565
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 主人公ミチオは学校の帰りに友人S君の首吊り死体を発見してしまう。その後、あったはずの死体が姿を消す。そんなミチオの前に、自殺した友達が蜘蛛の姿となって現れる。そして、S君(蜘蛛)から自殺ではなく他殺である、自分の死体を探してほしいと言われたことで、事件の真相を調べ始める。

 S君の証言をまるまる信じて先生が犯人なのか〜と思って読み進めてたら全然違う展開だった。

 登場人物それぞれが歪んでたけど1番怖かったのは主人公。

 最後の最後で、人間だと思ってた人が人間じゃないことにびっくり。普通に会話してるから気が付かなかった。

2022年8月21日

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年8月21日
読了日 : 2024年2月5日
本棚登録日 : 2022年8月20日

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