これはしばらく余韻を引きずる事になりそう。
まるで私も一緒にエヴェレストに登っているかの様に息苦しくなってしまいました。
あぁ、この人たちはどうして山へ行ってしまうのだろう。
酸素が薄い中で深町が自分自身へと問い掛けているシーン、とても生々しくて
思わず「もう良いじゃない」と言ってしまいたくなりました。
羽生の手記も同様に凄まじいものを見てしまったとガツンとやられました。
作者があとがきで『書き残したことはありません』
『全部書いた。全部吐き出した』
と書いていますが、
その心ちゃんと受け取りました。と伝えたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本作家
- 感想投稿日 : 2016年2月8日
- 読了日 : 2016年2月8日
- 本棚登録日 : 2016年2月8日
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