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確信犯 (角川文庫)
- 大門剛明
- KADOKAWA / 2014年9月25日発売
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ダラダラと読んでしまい流れを掴むことなく読了。
登場してきた彼らのように日々の生活の中で、
政治的な動きを気にして生きている人は
実際に居るのだろうか。
いや居るのだろうな。
2024年4月26日
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アウターライズ (中公文庫 あ 99-1)
- 赤松利市
- 中央公論新社 / 2023年3月23日発売
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東日本大震災後の東北で
2度目となる規模の大きい地震、津波が発生。
その後復興と共に「東北国」として独立国となる。
理想論だと言われればまぁそうに違いないのだけれど
夢や理想の未来を語れる国はシンプルに素敵だなと思った。
各々が「いま自分に何が出来るか」を考えながら
それを実行に移し生活出来るっていいな。
2024年4月24日
何とも熱量がすごい。
圧倒されてしまって一気読み。
物凄く歪んでいるのに何故か美しい。
彼の絵を私もこの目で見てみたくなった。
2024年4月22日
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古事記転生
- サム(アライコウヨウ)
- サンマーク出版 / 2023年6月29日発売
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読み始めは古事記を絡めた自己啓発本か〜
と言う印象で何となくパラパラと読んでいたが
意外と面白かった。
「分かったような気がしてるだけで、実の所は何も理解しようとして無かった」
いい言葉だ。
2024年4月17日
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ウナノハテノガタ (中公文庫 お 100-1)
- 大森兄弟
- 中央公論新社 / 2022年11月22日発売
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螺旋プロジェクトの中の1冊。
原始時代となっているけれど私は縄文あたりをイメージして読んだ。
初めは独特な言葉遣いに慣れず少し困惑したが
不思議となんとなく意味が分かってくる。
「死」の概念を持たずに生活しているイソベリと言う海の民たち。
争うことをあまりしない民たちだったが
ヤマノベと言う山の民たちと出会い
争いの道具を作り始め
少しずつ何かが変化していくイソベリ。
読みにくかった!というレビューもチラホラ見るが
私はこの独特な世界観好きだな。
2024年4月13日
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彼のオートバイ、彼女の島 (角川文庫 緑 371-9)
- 片岡義男
- KADOKAWA / 1980年5月1日発売
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特に大きな何かが起こる訳ではないけど
妙にグッときてしまった。
バイクとてもいいな、気持ちそさそうだ。
私にはバイクの知識は何も無いのに
読んでいて自分もバイクを運転しているような気分になった。
後ろに乗るんじゃなくて運転する女に私もなりたい。
2024年4月1日
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縄文文明 世界中の教科書から消された歴史の真実
- 小名木善行
- ビオ・マガジン / 2022年4月11日発売
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若干偏っているなと思いつつ
縄文について楽しく読めた。
海洋民族だったのは知らなかったな。
1万4000年もの間続いた、争いがとても少なかった時代の人たちは
どんな風に毎日を過ごしていたのだろう。
縄文の時代に思いを馳せるだけで何だかワクワクする。
日本を知るのはとても楽しい。
2024年3月27日
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いつかの岸辺に跳ねていく
- 加納朋子
- 幻冬舎 / 2019年6月26日発売
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ガッツリと体調を崩し
回復途中で読んだ1冊。
ハッピーエンドで良かった。ほっとした
2024年3月1日
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箱の中 (講談社文庫)
- 木原音瀬
- 講談社 / 2012年9月14日発売
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作者の本を読むのはこれで2冊目。
BL界の芥川賞と謳われているらしい。
「美しいこと」が良かったのでこちらも手に取ってみたが
あまりハマらず。
2024年2月22日
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カルマ真仙教事件(上) (講談社文庫)
- 濱嘉之
- 講談社 / 2017年6月15日発売
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フィクションとされているが
ほぼほぼルポタージュのような内容。
公安とはなんとも不思議で謎な組織だ。
敵を知るために交流を深める感じがなんとも不思議
2024年2月20日
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自由研究には向かない殺人 (創元推理文庫 M シ 17-1)
- ホリー・ジャクソン
- 東京創元社 / 2021年8月24日発売
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これはわたし的ヒット。
まず主人公のピップがいい。
割とヘビーな箇所もあるが
概ねライトに読めるミステリ。
友達の父親を名前で呼んだり
日本との違いを随所で感じる。
シリーズ続けて読もうか、勿体ぶってみようか悩むところ。
2024年2月4日
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ゴーストハント4 死霊遊戯 (角川文庫)
- 小野不由美
- KADOKAWA / 2020年12月24日発売
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再読。ビックリするほど内容を覚えておらず。
オチくらいは覚えてても良さそうなのに
再度読んでも「あ〜こうだったな」みたいな感覚にすらならなかったシリーズ4作目。
意図せず呪いに加担してしまうのは恐ろしいな。
気が付かないだけで世の中にゴロゴロ転がっていそうだけど…。
2024年1月30日
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なまなりさん (角川ホラー文庫)
- 中山市朗
- KADOKAWA / 2022年12月22日発売
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怖いか怖くないかと聞かれたら
ズバリ私は怖さは感じなかった。
しかし呪術は興味深い。
かけるのも、かけられるのも
どちらも嫌だけど。
2024年1月26日
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おどろしの森 (角川ホラー文庫)
- 滝川さり
- KADOKAWA / 2020年10月23日発売
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ホラー小説としては恐怖する事は無かったが
エンタメ的には読みやすく良かったのではないかと。
個人的には題材が良いだけに
ガッツリホラーで読みたかったな。
2024年1月22日
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そして花子は過去になる (宝島社文庫)
- 木爾チレン
- 宝島社 / 2023年2月7日発売
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作者のデビュー作を読んで以来の1冊。
もっとひりついた感情を書く人かと思ったが
想像していた以上に純粋な恋愛ものだった。
タイトル回収に拍手。
2024年1月18日
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日本沈没 下 (小学館文庫 こ 11-2)
- 小松左京
- 小学館 / 2005年12月6日発売
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沈みゆく日本を頭に思い浮かべ
あぁ私は日本が好きだなと
そんな事を思いながら本を閉じる。
このような事がいつ起きるか分からない恐怖と
そうなった時に守るべきものを自分は守れるのか
読み終わってからも暫く色々と考えてしまった。
2024年1月18日
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奇妙な絵
- ジェイソン・レクラク
- 早川書房 / 2023年11月21日発売
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2024年初の1冊。
ジャケ買いに近い感じで購入。
薬物中毒を克服中の主人公が
とある家庭のベビーシッターとして雇われる。
5歳になるテディとはとても親しくなれて
社会復帰への第1歩を踏み出す主人公だが
テディが描く絵に違和感を覚える。
作中に沢山の絵が出てくるのだが
ドキッとするような絵が多く、
不意をつかれて心臓バクバクになる。
ホラーとして読み進めていくが
ミステリとホラーが融合されたような、そんな感じ。
ラストは賛否両論ありそうだが
私は最後まで楽しんで読むことが出来た。
年明けから気が沈むような事が沢山あり
とにかく思いっ切り本の世界へと入り込みたいと思って手に取ったのだが
先が気になり一気に読めて、とても満足。
2024年1月7日
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月光 (中公文庫 ほ 17-6)
- 誉田哲也
- 中央公論新社 / 2013年4月23日発売
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贖罪のような。
胸糞だとは思ったが、そこは「小説だしな」 で
折り合いを付けられる。
音楽教師が典型的なお花畑な人で
おえーっと言った感じ
2023年12月18日
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BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)
- 内藤了
- KADOKAWA / 2016年12月22日発売
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久々の藤堂比奈子シリーズ。
シリーズ通して一気に読んでしまえばいいものの
つい、あっちもこっちもと
他の本へも手が伸びてしまうので
中々シリーズ終わらない。
ノビ先生、心配になるの巻。
2023年12月6日
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七緒のために (講談社文庫)
- 島本理生
- 講談社 / 2016年4月15日発売
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読み終わってもいま一つ掴み切る事が出来なかった。
ただ、思春期女子の独特な距離感をぼんやりと思い出しながら読了。
表題作ではない方の「水の花火」が好きだったな。
2023年11月27日
どうしても気になり、発売後すぐに入手。
文字からの視覚情報プラス聴覚からもというのは
中々に面白そうだと。
確かに驚きはしたし、なるほど上手いなぁとは思ったものの
なんというか…色物感以上のものを
私は受け取る事が出来ずに読了。
2023年11月24日
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ファントム・ピークス (角川文庫)
- 北林一光
- KADOKAWA / 2010年12月25日発売
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今年の秋頃からやたらと、とあるニュースを目にすることが多くなり
そう言えば小説もあったなぁと手に取る。
登場人物の研究者先生の思想が色濃く書かれているなぁと思いつつ
後半はブルブルしながら読了。
とある地域では神に近い存在とされているらしいと知る。
人間ばかりがこの地球上で賢い生き物と思いがちだが
実際に対峙すると人間はやはりひ弱な存在よな。
2023年11月11日
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プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
- アンディ・ウィアー
- 早川書房 / 2021年12月16日発売
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上巻からの熱は持続したまま下巻もかなり熱い展開。
ラスト含め私の中でのSFランキングが
久しぶりに塗り替えられた。
ロッキー…愛おしいぜ。
何年か後に映画もやるそうなので
絶対観たい!!
2023年の1冊はこれに決まりだな。
2023年11月8日
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邂逅の滝 (文芸書・小説)
- 遠田潤子
- 光文社 / 2023年9月21日発売
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久々の遠田作品。連続短編。
他の作品と比べると何だろう、
色々とマイルドかなと言う印象。
非恋と言われればそうなのかも知れないが
約束通りぐるぐると巡って
出会えているのだから
これはこれで幸せなのかもしれない。
凍る滝、いつか私も見てみたいな。
2023年11月4日