館・遺産相続・連続殺人、とどこまでいってもお約束。しかもどっかで聞いたような筋書きはまさか「犬○家」!? おいおい、そのまんまじゃん! と突っ込みつつ読みました。
……それでも犯人とかトリックは「お約束」じゃありませんでした(笑)。非常に安堵。今作は前作ほどくどくもなく、ちょうどいい感じでした。こういう「ごてごてお約束ミステリ」好きな人には絶対お勧め。
動機もちょっと面白かったな。発想の転換というか、これは考え付かなかった。ものすんごく腹が立って、犯人に同情はできませんが。
それにしてもパット……案外鈍いですね。なんてくだらないところで引っかかって悩むんだ~。もう読んでいてどやしつけてやりたくなりましたよ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2009年12月30日
- 読了日 : 2009年12月30日
- 本棚登録日 : 2009年12月30日
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