春陽堂から大正時代に刊行された江戸川乱歩短編集を文庫で復刊したものです。本短編集には、"何者(1929)""D坂の殺人事件(1925)""一人二役(1925)""算盤が恋を語る話(1925)""恐ろしき錯誤(1923)""赤い部屋(1925)""黒手組(1925)"の7篇を収録。名探偵 明智小五郎が初めて登場した"D坂~"をはじめ明智作品も多めに収録されていますが、"一人~"、"算盤~"や"赤い~"などの短編も秀逸です。乱歩作品は短編が素晴らしい。エログロ描写が少ないので、最初に読むのに良いと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
900 文学
- 感想投稿日 : 2015年11月11日
- 読了日 : 2015年11月11日
- 本棚登録日 : 2015年11月11日
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