建築家 武澤秀一氏が法隆寺について論じた2006年の著作。現存する世界最古の木造建築物群として世界遺産にも登録されている法隆寺については、梅原猛氏の「隠された十字架」や再建か非再建か、聖徳太子の存在など多くの歴史学者らが色々な説を発表していますが、謎が謎を生む結果になっています。本書では、建築家としての観点から、それらの謎に挑戦しています。こういうちょっと違う視点から物事を再度見直すというのは必要なことだと感じました。やはり歴史はロマンです。あぁ、法隆寺に行きたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
500 技術・工学
- 感想投稿日 : 2020年7月19日
- 読了日 : 2010年8月5日
- 本棚登録日 : 2012年9月14日
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