初有栖川有栖さん。
この本がシリーズものだということを知らなくて、最初は登場人物や背景があまり分からなかったんですけれど、すごくキャラ立ちしていて早速愛着がわきました。
有栖さんご本人が出てくるの斬新!びっくりしました。
700ページ弱の長編!
なかなか事件が起きず、間延びしている印象がありました。
事件起きたあとはスラスラ読み進められたんですけど、そこまでがすごく長く感じて退屈だった...
とにかく文章表現が素敵だなと思いました。
文めちゃくちゃ好きです!!綺麗!!!
ミステリとしてはかなり難易度の高いものだったと思います。
読者への挑戦が2回も出てきてテンション上がりました。
え!ここまでで解けちゃうの!?全然わからん!!!の連続でした(笑)
犯人と見当すら付かなくて、真相には到底辿り着けず。。。
今まで読んだ読者挑戦系で1番難しかったです。実力不足だ...完敗
正直、動機としては薄い気がしますし、都合よく事が進みすぎ感はありました。
まあトリック重視でしょうから仕方の無い部分があると思いますが。
考えるのとても楽しかったです!有栖さん小説のトリックをいつか自分で当てたいな!!!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月4日
- 読了日 : 2024年1月31日
- 本棚登録日 : 2023年8月13日
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