元々、短編として描かれた作品『アイネクライネ』から派生した数々の短編を連作にした作品。
あとがきにも書いているように、作者にとっては珍しく強盗や泥棒、殺し屋が出てこない作品で、なおかつちょっとした恋愛要素も入った作品たち。
全ての短編がきちんと独立した面白さで、最後の一話で全てをつなげる感じが期待通りで楽しめました。
出てくる登場人物も変わっているようで身の回りにいそうな人たち。
普通にありそうな世界観が読んでいてとても心地いい作品でした。
誰にでもオススメできる作品です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月31日
- 読了日 : 2021年1月31日
- 本棚登録日 : 2021年1月31日
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