調理法や火・水・空気・油などの調理の要素によって料理の構造を考察する本。
一見、違う国のまったく別の料理でも調理法を分解していくことで、根幹によく似た構造を見出すことができたりする。様々な例示の果てにそびえる四面体は衝撃的。料理というものを考えるための方法論としては画期的であると思う。
レヴィ=ストロースの影響を受けているが、大学時代に構造主義をかじったことがあるので懐かしくも取りつきやすかった。
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- 感想投稿日 : 2014年1月12日
- 読了日 : 2014年1月12日
- 本棚登録日 : 2014年1月12日
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