玉村豊男さんのレシピで作った料理はすごく美味しいの
料理家としての彼のファンだけど、ちゃんとしたエッセイ読んだこと無いなあと思って手にとりました。
エッセイストとしてのほうが有名だよね?
日本と外国の文化の違いとか、高度成長期が終わり成熟期に入った現代社会の生きかたとか、豊男さんが考え出した適当な感じの意見が多いけど(笑)面白かった。
例えば・・
「ワインと女は古い方がよい」というフランスと、「女房と畳は新しいほうがいい」という日本。
ワインやチーズなど熟成させる文化に対し、日本は魚や野菜など新鮮なものを好む。新米・初かつおなど初物大好き。
だから女性も若いことがもてはやされる。ってそこまではいいけど、そのうち飛躍して日本人はロリコンなんだ!とか言ってる(笑)
でも、今は「今日より明日」と夢を追う時代じゃない。今日を楽しめれば明日も生きられる。今日を大事に、小さな満足を重ね、老いとも上手に付き合って生きていこうね、というメッセージに新鮮さは無いけど、うんうんうなずけました。。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2012年8月25日
- 読了日 : 2011年10月17日
- 本棚登録日 : 2012年8月25日
みんなの感想をみる